断念して失敗したことが何度もある
世の中に美味しい食べ物の誘惑が多いため、ダイエットに断念して失敗したことがある人は多いです。
しかも何度も何度もチャレンジしたものの、長続きしなかった人も少なくありません。
どうすれば良いのでしょうか?
Contents
何を抜くかです
今までの生活を繰り返していたら、さらに太る可能性は高いです。
高いですと断言せずに濁しているのは、体重が増えたら増えただけ、実のところは基礎代謝量が増えるため太りにくくなるためです。
生活を見なおさなければならないのですが、どう見なおせばいいのでしょうか?
まず、普段の食生活から考えてみましょう。
基本の食事は抜かない
朝食、昼食、夕食は欠かさず食べていますか?
毎日の3食は、体の資本となる栄養素を補給するために必要不可欠な食事なので、基本的にそのまま食べ続けて問題無いです。
「え?ダイエットなのに?」
「やせようというのに普通に食べるの?」
と思われたかもしれませんが、基本的には食べたほうが健康のことを考えるといいと思います。
ダイエットするとなると、最初の勢いがすごい人が多く、食事を一気に削って短期的に決着を付けたがる傾向にあります。
今までの食事のリズムに体は慣れていて、栄養もきっちり補充できていたのに、そのリズムを崩してしまうと、体は違和感を察知して調子を崩してしまいます。
文章で読むと誰もが「そりゃそうだよな。」と納得できるんですが、実際に取り組もうとすると近視眼的になっちゃうんですよね。
そういった無理なダイエットは結局、長続きせず失敗します。
失敗にはもしかしたら、肉体的にダメージの爪あとを残してしまうかもしれません。
基本となる食事は、健康的に生きていくための必要なものと考えて、きっちり食べましょう。
「普通に食べちゃったから太っちゃうかな。」と考えずに、楽しんで食事しているほうがいいです。
あまり気にしないで食事を楽しんでいる人たちのほうが、往々にして人生を楽しんでいるように見えませんか?
おかしを抜く
おかしはあまり良くないんですよね。
おかしの無駄食いによって肥満になっている人って実に多いですね。
3時のおやつは、体のために必要ないので可能な限り食べないようにしましょう。
いきなりすべてを無にすることはできないので、少しずつ量を減らしていって脳内をごまかしていくことが必要かもしれません。
それまで食べていたことを急にゼロにすることは、やっぱりストレスを感じてしまいますし精神的に良くないですね。
一袋に10個分のお菓子があったら、それをすべて食べないで1個ずつ減らしていくのがセオリーです。
物足りなさを感じたら、その足りなくなった分を低カロリーのお菓子などに置き換えるのも有効です。
いずれはその低カロリーのお菓子も食べないようにするべきですが、続かなければ失敗とイコールになるので、なるべく続きやすい方法を選んでいきましょう。
飲み物を抜く
飲み物を抜くというと語弊があるというか変な感じがしますが、要は無駄に惰性で飲み物を飲まないということです。
特に体が乾きを癒すために水分を求めているわけでもないのに、なんとなく美味しいからと甘い飲み物を飲み続けるケースです。
この無駄な飲み物を飲まなくなるだけで、無駄な摂取カロリー量は文字通り大幅に低減することが可能です。
おかしもそうですが、ソフトドリンクやパック入りの飲み物のカロリーは相当なものだと覚えておいてください。
「なんとなく体に良さそう。」と思って飲んでいるパックのフルーツジュースは、一見すると健康に良さそうに思わせておいて、含まれているカロリーの量が半端ではないってご存じですか?
「100%だし、ビタミン補充♪」と変に納得しないで、カロリーの量が多いという現実に向き合っていきましょう。
お菓子と飲み物のふたつを、まるでコラボレーションのように組み合わせて楽しんでいる人も多いのが現状ですが、若いときならいざしらず、20代以降ともなると確実に脂肪となって体に蓄えられるものです。
飲み物の場合も、いきなりゼロにすることは難しいかもしれません。
特に甘いものはクセになるといいます。
砂糖依存症と呼ばれているものですが、定期的に体が求めてしまうんですよね。
毎日の必要な食事と違って不要なものなのに体が求めてしまうため、厄介なことこの上ないのですが、いきなり拒絶しようとするとストレスになるため良くないです。
徐々に量を減らしつつ、ローカロリーの飲み物を代替品に選びつつ、昨日より今日、今日より明日という考えかたで、ストレスをなるべく受けないように立ち回りましょう。
リセットしないで継続する
ダイエットを失敗している人たちに共通していることがあります。
それは、少し失敗したからといって全体の失敗につなげてしまう傾向にあることです。
たまに我慢ができなくて暴走して後悔先に立たずに陥ることもあるでしょう。
肝心なのはそこで諦めないで、継続するという考えかたです。
一度や二度、今までやってきたことができなかったからといって、すぐに失敗だったと諦めていませんか?
そのくらい全然失敗ではないので、気を持ち直して取り組み続けていきましょう。
せっかく頑張ってきたのに、少しのミスで止めてしまうこと自体がダイエットの失敗だと知ることが大切です。
体重計の結果に一喜一憂しない
体重計の結果をモチベーションにする気持ちは分かりますが、短期的な体重の変化は体の水分量や排泄物、胃の中の状態などで数kgくらい変動しやすいものです。
生理前に水分を貯めこんで2kgくらい増えるのなんて当然ですからね。
ついついガマンできずにドカ食いし、翌日に体重計に乗ってみたら数kgほど体重が増えていてガッカリ。
このような経験を経てモチベーションがダウンしてダイエットを継続できなかった人は腐るほどいます。
大切なのはBMIや体脂肪率ですし、短期的な体重計の数字なんて気になるくらいなら乗らないほうが断然いいですよ。
たまにガマンできずに食べ過ぎちゃってもいいじゃないですか。
特に生理前に食欲旺盛になるのは自然なことですし、食べられるということは健康の証でもありますよ。
必要以上に食べてしまうことは太ることに繋がりますが、今までの頑張りが消えるわけではないですからね。
積み木が途中ですべて崩れ去るわけではなく、まだまだ途中まで積み上がっている状態です。
最初からなら心身ともに落ち込んでしまうのも無理ありませんが、幸い途中スタート可能なのです。
失敗することで気分的に落ちてしまうこともあるでしょうけど、その経験はあなたの中でしっかり生きています。
あれこれ試さない
食べて痩せるブログ「たべっと」では、3食はきっちり食べても痩せる理論を展開しています。
理論の展開とかいうと大げさなイメージですが、負担になって体にダメージが残らない方法がいいですよとお伝えしているわけです。
あなたがもし、今までのダイエット方法を変えてみようかなと思うきっかけになると良いのですが、今までさまざまなダイエット法を試しては止めて、試しては止めてだと良くない傾向です。
現在、一般的に広まっているダイエット法とは大なり小なり効果があるものです。
あとは信じて試していける覚悟が必要になるのですが、優柔不断でなかなか核となるダイエット法が決まらないと、いつまで経ってもダイエット法ジプシーのままで成功することは夢のまた夢です。
効率の差異が気になったり、自分に合う合わないを模索したいため、どっちつかずになる気持ちも分かります。
ただ、それだと無数の数のダイエット法を真の意味で効果的で自分に合うのか確認しなければならず、現実的ではありません。
なぜかというと、ダイエットに成功して初めて分かることだからです。
ちょっと試しては別の方法、イマイチに思えてきたので違う方法では、目的と手段を履き違えていることになります。
ダイエット法を探すことが目的ではなく、ダイエットすることが目的にならないといけません。
最初に決めた方法が複数の種類だったのなら、それはそれでOKです。
途中でコロッとダイエット法を変えてなかったことにする姿勢はNGです。
スパイスを入れてあげる
単調なダイエットだと苦痛に感じてしまい、長く続かないという場合もあります。
3食をきっちり食べているだけで間食はしないという方法も、人によっては現状維持が関の山の場合もあるかもしれません。
また、ダイエットには停滞期がつきものなので、途中からなかなか結果に結びつかず気落ちするかもしれません。
こういう状況は、まさにダイエットの山場といえるかもしれませんね。
適切な方法でずっと続けてきたけど、効果が上がらずにだんだんモチベーションが維持できなくなってしまった。
でも頑張ってコツコツ積み上げてきた努力をリセットしてしまうのはもったいないですよね。
ダイエット成功まであと一歩のところなんですから、ちょっとしたスパイスを入れて踏ん張り直しましょう。
運動を加えてみる
今までのダイエットの取り組みで、それ以上痩せないままキープの状態ということは、逆に考えると何かを加えるだけで一気に加速する可能性があるということです。
運動をひとつ加えてみてはいかがでしょうか?
有酸素運動でも無酸素運動でも構いません。
また、面倒になってすべてを止めてしまう可能性があるなら、毎日のようにやらずにサボったっていいんです。
ジョギングとかだと天候に左右されるし、ある程度の時間が必要なので、筋トレなんかがいいかもしれません。
筋トレなら短時間で筋肉を追い込むだけで十分な効果が見込めますし、気になるのは体つきが筋肉質になるかです。
でも女の場合は男性とは違って、筋肉質になるぞと毎日のように筋肉に大きな負荷をかけ続けて、さらにプロテインなどでタンパク質を潤沢に体内に取り込まなければ、想像するような体型にはならないものです。
普通に「テレビ見ながら~」とか「気が向いたときだけ~」くらいの気構えでは、そうなる方が異常です。
安心してトレーニングをダイエットのスパイスとして加えてあげてください。
生活活動代謝量を増やす
人は基礎代謝量だけではなく、日常生活における行動でもカロリーを消費しています。
このカロリーが生活活動代謝になるんですが、日々のライフスタイルのよりその数値は異なります。
この生活活動代謝量は意識的に運動強度を上げることで増やすことが可能です。
普段の行動をダイナミックにするだけで効果があります。
たとえば、ただ目的地に歩くことひとつでも、早く歩くことを意識したり、手足を振ってリズミカルに歩くだけでも運動強度が上がるので、生活活動代謝量は上がります。
また、エスカレーターやエレベーターを使用しないで階段を使うという方法も、効果的で理にかなっているものなのです。
「苦労は買ってでもしろ」という話ではありませんが、少し大変と思うようなことを日々意識的にこなしていくことで、カロリーの消費量はアップするのです。
食事量を減らす
体重が減らないというか、体脂肪率が変わらないということは、摂取カロリーと消費カロリーがイーブンだからです。
その均衡を崩すために、食事の量を抑えたら消費カロリーに傾くことが期待できるため、脂肪燃焼の効果が期待できます。
反面、どれだけ食事量を減らすかで健康的に痩せられるのかが決まってくるため、安易に実行するのは危険になります。
食べて痩せるブログ「たべっと」では散々、しっかり食べて痩せようと謳ってきているのは、食事量を減らすダイエット方法は健康を害する可能性が普通の人が思っている以上に高いためです。
友達や知り合いに栄養士さんがいたり、ジムのトレーナーが詳しかったりする場合で、さらに専門家の意見を盛り込んだ上で自分に合う減らし方や調整方法をプログラムできる場合にのみおすすめします。
体を壊して妊娠できなくなったら意味無いです。
ダイエットサプリに頼る
今までのダイエットに刺激を与える意味で、ダイエットサプリに頼るのもよいでしょう。
さすがに安く市販されているようなものは気休め程度にしかなりませんが、ネットで通販だけでのみ手に入るようなダイエットサプリは、中間マージンや宣伝広告費を削った本格的ものが多いため、価格の割の有効的な成分量も多い傾向にあります。
あともう一歩で痩せられるのに停滞している場合や、さっさとダイエットを成功させたいという欲張りさんに向いていますね。
私も結局はダイエットサプリに最後に頼った感じになりましたが、もっと早くに併用してればよかったと思っています。
結果に伸び悩んでいる人は強くおすすめしますが、反対にダイエットサプリだけに依存して痩せようという考えの人は難しいかなとも思います。
中にはダイエットサプリだけで痩せちゃう人もいるみたいですが、普通の人は併用して初めて効果が出るものだと思いますよ。
一応、私が試した中で効果が高いと感じたものを載せておきますね。