食べて自己嫌悪になる必要はないですよ
食べることは生きていくための正常な欲求です。
その欲を抑えつけようとしても、なかなか抑えつけられるものではありません。
理性では食べてしまい自己嫌悪におちいってしまっても、生存本能は生きるために手を抜かないです。
そもそも本当に太っていますか?
日本人女性は一般的に標準体型でも、なんとなく太っていると錯覚しやすい傾向にあるようです。
もし標準体型なら、無理にダイエットなんてしないほうがいいですよ。
まずは、肥満体型なのか、標準体型なのかをしっかりと認識しましょう。
一般的に肥満かどうかを計る方法は3つあります。
- 体重計で体重を計測する。
- 体脂肪率を調べる。
- BMIを調べる。
以上の3つの方法がありますが、あまりおすすめできない調べ方もあります。
ひとつひとつ見ていきましょう。
体重計はあてにならない
いきなりの否定文で申し訳ありません。
でもこれは本当のことで、大事なことなので許してくださいね。
体重計に毎日乗るのを日課にしている人は多いです。
それに合わせて一喜一憂している人も多いんですが、短い期間の体重変動ほどあてにならないものってないですよ。
食事の前後だけでも変わってきますし、お風呂あがり直後か水分補給後でも変わります。
生理の前後でもまったく違ってきますから、体重計の毎日の増減に影響されないようにしましょう。
身長に対しての体重で考える人もいますが、それだと筋肉の比重や体脂肪の比重を無視していることになります。
体重が重くても筋肉質な人なら、実は標準体型だったりすることはありがちな話です。
逆にそれほど身長に対して体重が重くなかったとしても、脂肪の比率が多ければ肥満体型な場合もあるのです。
とはいっても、結局普通の人は身長と体重から出せる数値で判断するしか無いんですよね。
体脂肪率がベストなんですけど、そのことはこれから詳しく書いていきますね。
体脂肪率で調べてみる
体脂肪率でいえば女性の場合、25%前後は標準ですからね。
30%超えてきたらちょっと考える必要があると思いますが、20%くらいなのに太っているとかいう子がいてビックリです。
そこまで極端な子は多くないにしても、25%くらいで太っているかもと考えるのは早計かもしれないです。
基本的にはこの体脂肪率を意識したダイエットが成功のキーポイントになってきます。
なので、体重計派な考えかたは卒業して、早めに体脂肪率を意識するようにしましょう。
ただし、体脂肪率をしっかりと測るには専門外来に通う必要があります。
手足で測る簡易的な体脂肪計では、体全体の正確な数字をパーセント表示できないためです。
体脂肪率がもっとも重要なことなのに、家庭ではしっかりと把握しきれないジレンマがあって嫌ですよね。
タニタとかオムロンの体脂肪計が有名ですが、内臓脂肪まで測れるわけじゃないので、あくまでも参考くらいに考えたほうがいいですよ。
ちなみに男性は女性の体脂肪率30%くらいの、いわゆる「ぽっちゃりしている女性」がタイプっていうパターンも多いです。
それどころか、あまりスレンダーすぎると好まれない場合もありますよ。
恋愛のために痩せようと考えているのなら、自分と相手の求めるもののズレを把握するように努めるといいですよ。
BMIを計算してみましょう
BMIは英数字が3つ並んでいて難しい雰囲気を醸し出していますが、中身はそんなに難しくありません。
ボディマスインデックスのボディのB、マスのM、インデックスのIの頭文字を取ってBMIです。
体脂肪率を調べるよりも簡単で、体重計にただ乗るだけよりも目安にはなる計算式です。
計算の中身としては、体重を身長で割ります。
体重が60kgで身長が160cmだとすると、60÷1.6です。
あれ?と思われたかもしれませんが、身長はメートルに変えるので160cmなら1.6mなので1.6という数値になるです。
60÷1.6は37.5になります。
この37.5をもう一度1.6で割ってあげるとBMI数値が出ます。
体重÷身長÷身長=BMIということですね。
つまり60÷1.6÷1.6(60kg÷1.6m÷1.6m)になります。
結果は23.4375になりました!
BMIでみると18.5以上で25位内なら標準体型ということになります。
18.5以下は痩せている、25位上は太っているということになります。
ちなみにBMIでは22という数値がもっともバランス的に良いとされています。
私は今、BMIは22でーす!
簡単に計算できるので、チャレンジしてみてくださいね。
BMIが18.5~25の範囲内なら正常なので気にする必要はないですよ。
調べてみた結果
体脂肪率はすぐには調べられないにしても、BMIはすぐに調べることができます。
体重計はあてにならないけど、BMIはある程度の肥満かどうかの目安にはなるので、数値が25を上回っていたら黄色信号かもしれません。
もちろん、BMIも正確な判断を下すわけではなく、あくまでも計算式における目安に過ぎませんが、実際に客観的に見て太っているかどうかも加味してみると信ぴょう性が増すかもしれないですね。
まずはBMIでいいので、しっかりと計算して太っているかどうかを判断してみてくださいね。
適正の範囲内だった
もし適正の範囲内なら今までと変わらず食事していっても問題無いと思いますよ。
人間は同じ量だけ食べ続けても、太りにくくなるという特徴も持っています。
体重が増えるということは、その体重を無意識的に維持するために代謝量がアップするからです。
体重が増えれば、その体重を支えるだけの筋力も自然に付いてきます。
筋肉が付けばさらに基礎代謝量はアップするわけだから、あまり焦る必要もないのです。
ましてや自己嫌悪に陥る必要はありません。
体は生きるためにお腹が減ったから、あなたに食事を摂らせようとしますが、いたって普通のことで健康的な証拠なんです。
逆に無理に本能に逆らって自己嫌悪でストレスを感じていると、そのサイクルが狂ってしまいかねません。
続けていくと下手すると摂食障害が待っていたりと、余計に悲惨なことになるかもしれないのです。
お腹が減ったら美味しいものを食べて、体も心も満たしてあげたほうが、ずっと健康的で自然だと思います。
肥満体型だった
「このままではダメ!食事制限して痩せないと!」
「やっぱり自分は太っているんだ。ダイエットしないと。。。」
ショックですよね。私もそうでしたから。。。
でもやっぱり食事はしっかり摂ったほうが健康的だと思います。
無理にガマンして痩せてもリバウンドする可能性が高いですし、ガマンできなかったと自己嫌悪になったらストレスで体調を崩してしまいます。
このブログで同じようなことを書いているので参考にしてもらいたいんですが、毎日の3食は体を健康的に維持するために食べていったほうが、長い目で見ると成功だと思っています。
やっぱり、おなかが減るということは、脳が栄養を補給するために「栄養不足だよ。」と信号を送っていることに他ならないからです。
なのでちゃんと食べることを前提とした「食べて痩せる」ダイエットを意識するべきでしょう。
毎日しっかり食べるということは、体脂肪はスローペースで落とすということになります。
誰もが激的とか激痩せとかに影響されるものですが、そういうダイエットに取り組むと大体はリバウンドしてますからね。
芸能人なんかでもダイエットに成功したとかいっておきながら、きっちりとリバウンドしている人いますよね?
あれ見ると「ああ、やっぱり無理なダイエットはリバウンドするんだな。」と再確認できました。
できるだけ安全に痩せられる方法
ではどうすればできるだけ安全に痩せられるのでしょうか?
そんな確実なダイエット法があればこんなにみんな悩まないですよね。
でも、やっぱり過度な食事制限は避けたほうが、絶対にいいと思います。
できれば運動したり筋トレしたりと、代謝量をアップしながらも、食事は普通にするというのが一番安全じゃないかなと考えています。
もちろん、お菓子のつまみ食いとか間食の類は無駄食いなのでダメですよ。
急には無理でしょうから、少しずつ量を落とすように挑戦してみてくださいね。
お菓子を食べてしまって罪悪感なら気持ちは分かるかもしれないです。
はっきりいって、お菓子とかは体のためにはまったく役に立たない無駄な食事ですよね。
「いやいや、お菓子を食べるとリラックスするし、ストレス解消になるよ。」
と言われたら一理あるかもですが、トータルで考えるとやっぱり良くないです。
置き換えダイエットってあると思いますが、こういうのもストレスの感じ無い範囲で混ぜていくといいかもですね。
お菓子なんかもローカロリーなものに変えてみるといいかもです。
私は結局、毎日の食事を妥協しないで、ダイエットサプリでコントロールしながら痩せた感じです。
私が利用していたダイエットサプリはこちらに書いてあるので読んでみてくださいね。
BMIが標準以上の場合に、食べて罪悪感を感じるくらいなら、いっそ食べちゃえばいいんです。
食欲というシンプルな本能に逆らうと、あとでひどい目にあいますからね。
ただ、できれば量を減らしたり、ダイエットサプリやダイエット食品なんかに置き換えたりする努力は必要です。
言い方は間違っているかもですが、脳を騙してみるみたいな立ち回りかたがダイエットには重要なんじゃないかなと思ってます。